テープはいたいのはなし

こんちはあぶりです。

今日は学校で戴帽式の練習がありました！戴帽式というのは看護師になる誓いとしてこれからの勉強がんばるぞ！みたいな誓いの言葉をみんなで一緒に唱和したりする式のことです。私たち1年生はここでようやく自前のヒョロヒョロペロペロ三角巾を卒業して初めてナースキャップがかぶれるのです……！！！やっとあの給食着の相棒みたいな白布とおさらばできるというのでクラスメイトはみんなウキウキペディア。

←こんなの。

講堂のステージにひとりひとり登壇してナイチンゲール像からろうそくの火をもらうのですが、そういうのって(あるはずのない)視線を感じちゃうんですよね。人間とはなんて愚かで生きづらい生き物なのでしょうか。あと式あるある「名前を呼ばれたら返事をして起立」が苦手です。あんな咳1つできないような静かな中で一発でいい声で返事すれって無理ゲーすぎん？？？？どんな超難易度のミニイベントなんか？？？？？変に裏返ったりすると「そのあと昼休みまでさんざん小馬鹿にされ続けルート」確定です。ちなみにワーストバッドエンドとしては「本番の日までいじられ続けられエンド」があります。泣きそう。

午後は医療用テープや包帯の実習でした。同グループになったたるちゃんとテープを互いにつけたりはいだりしました。そんなはぎ方くらいで変わらんだろと思い自分の心に正直にバリバリにはぎまくったのですが、思った以上に痛かったらしく、たるちゃんの恨みを買ってしまいました。

ﾋﾞﾘｯ……ﾊﾞﾘｯ……

私「板ッ……」

ﾊﾞﾘｯ……

「貯……」

ﾍﾞﾘ……ﾍﾞﾘ……

「たるさ……」

ﾋﾞｯｯｯｯｯ(※最後のひとはぎ)

「ア"ア"ア"ア"ア"ア"っづ！！！！！！」

身をもってささやかな気配りの大切さを学びました。たるちゃんにひどい目にあわされました。しかしたるちゃんを憎んではいません。なぜなら、痛いのは私の左手首表皮でもなく、たるちゃんの右腕のムダ毛でもなく、私を罰さなければならない、たるちゃんの心だったのですから……。